2026年2月24日火曜日

村上龍全エッセイ 1976-1981

 


村上龍全エッセイ 1976-1981 村上龍
「限りなく透明に近いブルー」から「コインロッカー・ベイビーズ」までの間のエッセイのまとめ。職場の休憩時間しか読書の時間はないのだけど、そんな読み方にはエッセイ集というのは丁度いい。限りなく〜の映画化のあたりの話が多くあるが、どのように制作されていたのかを素人監督たる龍さん本人が語っているのが生々しくてよかった。ただ、後半の対談はちょっと疲れる感じ。

2026年2月23日月曜日

夜の谷を行く

 

夜の谷を行く 桐野夏生
2020年3月20日 第1刷 文春文庫

連行赤軍事件の永田洋子さんの死亡及び総括事件の背景をバックボーンにしてその女性関係者として生きることの難しさを表現して、311以後の心の変化と最後には少しびっくりの展開がある桐野ワールド。おもしろかった。


イノセント

 

イノセント 島本理生
2018年11月25日第1刷

どーしてもこうも不幸な育ちの少女の人生を描写を生々しく描けるのかと毎回不思議に思う島本さんの小説。不幸な人生からやっと抜け出されると思った矢先にお腹の子供を残して311でフィアンセを無くしての人生。新しく出会った男は女性には不自由していない独身男。さらにはその二人の重要な橋渡しとなるこれも過去の過ちを背負って生きる神父。あっというまに引き込まれるように読むことが出来た。面白かった。

鍵のない夢を見る

鍵のない夢を見る 辻村深月 2015年7月10日第1刷 2015年8月10日第2刷 女性の作家さんなんですね、というくらい全くノーマークで読ませていただいた。友達の女性の母親が泥棒、放火魔の元合コン相手、理想だけの人生を送る恋人など地方の街での暮らす女性のモヤモヤ感がとっても面白...